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2016.11.30 : Essay

秋のサヴォア邸

ル・コルビュジェ(Le Corbusier)が設計したフランス、パリ郊外のポワシーにある20世紀の住宅の最高傑作のひとつである1931年竣工のサヴォア邸。時を超えて今尚、緑の平面に凛とした美しい佇まいがあります。
ピロティの柱の奥にある緑の弧に導かれ訪れた空間には、大胆で軽妙で、移動する楽しさがあります。螺旋階段、スロープ、開けた空間、閉じた空間、そして広がる屋上庭園は、巧みに構成され、フォルムとして完成されています。
この邸宅は、空間を捉えることを思考させる基点であり、観るだけではなく感じてほしい建築のひとつです。

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