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2016.06.14 : Essay, Hotel Time

時を刻む物語

駅には時の流れにすれ違うたくさんの物語があります。出会いと別れ、旅立ちと終着。駅には様々な想いが込められています。

東京駅は、平成24年(2012年)、辰野金吾設計による国指定重要文化財である丸の内駅舎が創建当時の姿に復原されました。
人々が交差する駅のホールの上は創建時の意匠に復元された石膏のレリーフが美しいドームに人々は魅せられます。ドーム下の八角コーナーには、左を向く八羽の勇猛な鷲が取り付けられ、干支の彫刻は、ドーム内の8カ所のコーナーに、その干支の方位に従って十二支のうち八支の彫刻が配置されています。一番重要な東西南北の動物がいなくて、それ以外の『八支』ちなみに飾られている干支は、丑(北東)、寅(北東)、辰(南東)、巳(南東)、未(南西)、申(南西)、戌(北西)、亥(北西)。省かれているものは東西南北を示す、卯、酉、午、子ですが、残りの四支のレリーフが、遠く離れた佐賀県武雄温泉に同時期に辰野金吾が手掛けた「武雄温泉楼門」にあるという逸話もあります。

東京ステーションホテルには、駅の賑わいとは離れた静かな部屋の窓から、美しく壮観なドームを見上げることができる客室があります。

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